2025.03 – LABO ■14清水の舞台で有名な清水寺。世界遺産にも登録されています。奥の院から、本堂と京都市街を見通せます。本堂は寄棟造りの荘厳な建築で、舞台の下に音羽の滝等があります。その他、仁王門、三重塔や奥の院等の重要文化財指定の建造物があります。和らげる働きもあるので、腫れや痛み、しびれのときなどにおすすめの食材でもあります。ただし、からだが冷えているときは食べすぎにはくれぐれもご注意を!ヒジキに多く含まれる栄養成分は、カルシウム、食物繊維、マグネシウムなどです。カルシウムには歯や骨の形成を助けるだけでなく、筋肉の収縮や神経を安定させる作用もあります。食物繊維は便秘予防など腸内環境を整えるために重要な栄養素です。マグネシウムはリンやカルシウムとともに骨の形成をサポートし、筋肉の弛緩や神経の伝達、血圧や体温の調整にも関与します。ビタミンB₂も豊富で、皮膚や粘膜の健康維持、肌荒れ防止、目の充血改善も期待できます。ヒジキ料理といえば煮物が定番ですが、サラダや和え物、炊き込みご飯にも相性がよく、近年はコンビニのおにぎりの具材にも活用されています。皆様からの写真作品の投稿をお待ちしています。健康的な家族や季節の風景や風物、元気な子供たちの明るい笑顔など、題材は問いません。郵送またはEメールで下記の宛先へお送りください。ご応募の際は本協会ホームページの「協会紙『ラボ』の紹介」ページから「『わたしの一枚』応募用紙」を出力し、必要事項を記載の上、ご応募ください。お寄せいただいた中から優秀な作品については、●表紙を含む本紙上、●本協会の各種出版物、●本協会ホームページ等で紹介させていただくとともに、図書カード(3000円)をお送りします。写真原稿は返却いたしません。また、写真作品の著作権は本協会に無償で帰属するものとします。なお、本協会は、応募により取得した個人情報を応募者への連絡、作品の掲載時以外には利用いたしません。・宛先・ 〒112-0004東京都文京区後楽2-3-28K.I.S飯田橋2階 一般社団法人 日本衛生検査所協会「ラボ写真公募」係Eメール:info@jrcla.or.jp 協会HP:http://www.jrcla.or.jp/Information一般公募「わたしの一枚」My PhotoHealthy Life旬が3~4月のヒジキ。カルシウム、食物繊維の含有量抜群!わたしの一枚「清水寺」北海道の南部から九州に至るまで、波の荒い海岸の岩礁に付着して群生するヒジキ。生育はきわめて旺盛で、春から初夏にかけて岩の上を覆い隠すように繁茂します。採取したヒジキを天日で乾かすと黒色になり、これを水でやわらかく戻し蒸し煮してから、十分に乾燥させて煮汁につけ込み、乾燥させたものが食品として出荷されます。ヒジキは大きく3種類に分けられ、葉の部分が芽ヒジキで、米ヒジキまたは姫ヒジキとも呼ばれます。茎の部分が長ヒジキで、同じ製法であれば芽ヒジキよりも歯ごたえがあります。3つめが寒ヒジキで「早どれヒジキ」とも呼ばれ、冬に若いヒジキを刈り取って加工したものです。ヒジキは、コンブやワカメと並んで日本で古くから食されてきた海藻です。からだの中で滞っているものを排出し、熱をとってからだに水分を巡らせて、熱感やほてり、のぼせ、むくみなどの改善に役立つとされています。しこりを安下 達幸さん(滋賀県)
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