Labo_No.553
7/16

AAいとたっりも知A7■ LABO – 2025.02 まず、接客業や夜間ガードマンのように夜型が固定化されている職業なら、「夜型」とわりきって次の点を守りましょう。・夜型なりに規則正しい起・帰宅後は部屋を暗くして、自前の夜をつくって眠る。起床は光目覚まし(音や振動ではなく光を使って目覚めるように設計された目覚まし時計)を使うとよい。・熱い風呂、飲酒、タバコ、カフェイン飲料、重い食事など寝 また、病院勤務や航空乗務員などシフトワークの方は、体内リズムがランダムに狂ってしまいがち。生活上の注意事項を守り健康管理を整えてダメージを軽くしましょう。・日勤の日は朝日を浴び、摂食時間も規則正しくし、生体リズ・夜勤の2時間前までに30分~1時間の仮眠をとる。勤務中は状況が許せば、パワーナップをとる。パワーナップとは、「nap(昼寝)」と「パワーアップ」を組み合わせた造語で、仕事の効率化や集中力向上を目的として行われる短時間の仮眠のこと。・帰宅後は前述のNG事項を避けて自前の夜を演出して就寝す 不眠症の治療薬である睡眠薬は、どの診療科でもしばしば処方されており、国内では約500万人の患者さんが医療機関から処方された睡眠薬を服用しています。 睡眠薬は不眠症の治療に役立つ薬ですが、何種類もの睡眠薬の多剤併用や、不眠症状改善後も漫然と長期処方するなどの不適切な使い方によって、副作用が出現することがあり問題となっています。 そのため、「睡眠薬ってなんとなく怖い」「一度使い始めるとやめられなくなりそう」「服用していると認知症になってしまう」など、いろいろ恐怖心を抱いている方が多いようです床・就寝時間を守る。る前のNG事項を控える。ムを整えておく。る。が、正しく服用すれば過度の心配はいりません。また、最近は、依存性や認知機能障害の心配が少ない睡眠薬も開発されています。 ただし、長期にわたって漫然と使い続けるのはよくありません。医師の指導のもと、適切に使用することが大事です。就寝中足がむずむずして眠れないのは、レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)の可能性があります。これは、夜になると出現する、下肢を中心とした異常感覚により不眠、過眠を引き起こす病気です。夕方から深夜にかけて、下肢を中心として、「ムズムズする」「痛がゆい」「じっとしていると非常に不快」といった異常な感覚が出現します。足を動かすと異常感覚はすぐに消えるのですが、じっとしていると再び出現してきます。患者さんは布団の中でじっとしていることができず、眠くても眠りにつくことができません。このため、不眠だけでなく、日中の過眠も出現します。レストレスレッグス症候群は中年以降、男性より女性に多い病気です。鉄欠乏性貧血や、腎不全による人工透析を受けている人に多いことが知られています。睡眠薬は無効で、パーキンソン病に使う薬が有効です。専門の医療機関で、検査・治療を受けて下さい。足といえば、睡眠中に「こむら返り」が起こることがあります。筋肉の使いすぎや、ミネラルや水分の不足が原因とされるので、ミネラルの豊富な食べ物と水を補給し、足のマッサージも行いましょう。こむら返りが頻繁な場合は、糖尿病や肝硬変も考えられるので、一度検査を受けてみてください。参考文献:「健康づくりのための睡眠ガイド2023」厚生労働省、「睡眠障害の対応と治療ガイドライン 第3版」内山真編集、「睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドライン」厚生労働科学研究班・日本睡眠学会ワーキンググループ作成、厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト「e-ヘルスネット 睡眠障害」、「安眠したいあなたのための やさしい睡眠講座」橋爪あき著上手に「自前の夜」を演出し生活のリズムを整えましょう。安易な頼りすぎや自己判断は禁物!医師の指導のもとで正しく使いましょう。夜、働いています。日中でもしっかり睡眠をとるコツを教えてください。睡眠薬は怖いクスリですか? 副作用はありませんか?レストレスレッグス症候群の可能性!専門の医療機関で、検査・治療を受けてください。床に入ると足がムズムズして、眠れません。どうしたらいいでしょう?Q1Q2Q3睡眠障害Q&A

元のページ  ../index.html#7

このブックを見る