20新春の鶴岡八幡宮には、毎年とても多くの初詣の参拝者が訪れます。参道から舞殿、大石段を通して本宮が見えます。鶴岡八幡宮は鎌倉幕府とともに始まり、「武士の都・鎌倉の文化の起点」となりました。漬けておくと加熱してもやわらかく調理できます。緑黄色野菜に分類される大根の葉は、根よりも高い栄養価を誇ります。とくに豊富なのはβ-カロテンやビタミンC、ビタミンK、葉酸、カリウムなど。新陳代謝や免疫機能のアップ、美肌効果、骨粗鬆症予防が期待できます。スーパーなどでは葉を切りとって売られることが多いですが、できれば葉つきの大根を買って葉も有効活用したいものです。根を干すとうまみや栄養が凝縮され、カルシウムや鉄分、ビタミンB群などの含有量が増加します。食物繊維も豊富で、便秘の解消を促すほか、動脈硬化や大腸がんのリスク低減も期待できます。大根はある程度太くて重みがあり、まっすぐ伸びているのが良品です。根の表面は張りがあり、葉はシャキッと立ち、カットされた状態では断面に「す」(隙間や穴が開いている)が入っていないものを選ぶとよいでしょう。皆様からの写真作品の投稿をお待ちしています。健康的な家族や季節の風景や風物、元気な子供たちの明るい笑顔など、題材は問いません。郵送またはEメールで下記の宛先へお送りください。ご応募の際は本協会ホームページの「協会紙『ラボ』の紹介」ページから「『わたしの一枚』応募用紙」を出力し、必要事項を記載の上、ご応募ください。お寄せいただいた中から優秀な作品については、●表紙を含む本紙上、●本協会の各種出版物、●本協会ホームページ等で紹介させていただくとともに、図書カード(3000円)をお送りします。写真原稿は返却いたしません。また、写真作品の著作権は本協会に無償で帰属するものとします。なお、本協会は、応募により取得した個人情報を応募者への連絡、作品の掲載時以外には利用いたしません。・宛先・ 〒112-0004東京都文京区後楽2-3-28K.I.S飯田橋2階 一般社団法人 日本衛生検査所協会「ラボ写真公募」係Eメール:info@jrcla.or.jp 協会HP:http://www.jrcla.or.jp/2025.01 – LABO ■Information一般公募「わたしの一枚」My PhotoHealthy Life冬の大根は甘みが増し、葉は栄養の宝庫わたしの一枚「新年の鶴岡八幡宮」春の七草のひとつ「すずしろ」として、古くから日本で親しまれてきた大根。現在は一年を通して出回っていますが、とくに冬の寒い時期に甘みが増しておいしくなります。大根は大きく根と葉に分けられ、根の上の部分は茎です。大根の甘さのもとは光合成によってつくられたショ糖で、葉に近い部分に多く含まれています。一方、地中に入っている下のほうは水分が少なく辛い部分です。それぞれの特徴を生かした調理法として、根の上の部分はサラダに、まん中は煮物やおでんに、下は大根おろしに適しています。大根は部位によって含まれる栄養成分も異なります。いちばんよく食べられる根の部分でとくに注目したいのは、ジアスターゼやプロテアーゼといった消化酵素です。ジアスターゼはでんぷんを糖に分解できる性質があり、胃腸の働きを活発にして消化を助けてくれます。プロテアーゼはタンパク質を分解する酵素で、肉や魚を大根おろしに香村 静さん(神奈川県)
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