検査センターの存在意義を示すための大会会員一同の結束、研鑽を誓う今年で43回目となる九州支部臨床検査普及月間大会は、9年ぶりの長崎県長崎市での開催となりました。第1部は学術研究発表会。『凝固系採血管の変更に伴う測定結果の変動について』『キャンビロバクタ―の保存条件比較検討』『最近増加傾向を示しているペニシリン低感受性を示す溶血性連鎖球菌の推移』などの8演題が発表され、そのあと「九州支部精度管理調査結果」の報告が行われました。第2部は式典。永石浩男実行委員長からの歓迎挨拶のあと、大会会長の久米大輔九州支部長が登壇し、「臨床検査普及月間大会は検査センターの存在意義を示し、臨床検査を広く周知する大切な行事です。この会を通して、会員一同がさらに結束を強めて、業界発展のために前進できれば幸いです。皆さまのご協力をお願いいたします」と挨拶を述べました。続いて、長崎市医師会松元定次会長の来賓挨拶があり、笠和彦福岡県議会議員からの祝電が読み上げられました。その後、41名の永年勤続表彰が行われ、受賞者を代表してシー・アール・シーの三宅美穂氏から謝辞が述べられました。日衛協東俊一副会長の協会挨拶ののち、森田崇一郎副支部長の閉式の辞で、式典は無事に終了しました。第3部は、長崎グラバー園学芸員の松田恵氏による『観光地で生まれた噂と今』の特別講演。グラバー園にまつわる歴史、日本の企業との関係など、興味深い説明がありました。第4部の懇親会では、「祝い餅つき」のアトラクションにビンゴゲームと、大いに盛り上がりをみせ、盛況のうちに滞りなく閉会となりました。●⑤●⑪●⑭●④●⑩●③●⑨●⑬●②●①●⑧●⑦●⑫●⑥①長崎市で8年ぶりに開催された九州支部臨床検査普及月間大会の会場風景 ②歓迎の挨拶をする永石浩男実行委員長 ③大会会長挨拶を述べる久米大輔支部長 ④来賓祝辞を述べる長崎市医師会松元定次会長 ⑤挨拶を述べる日衛協東俊一副会長 ⑥学術研究発表は8演題行われた ⑦九州支部精度管理調査結果報告 ⑧⑨永年勤続者表彰式 ⑩永年勤続者を代表して謝辞を述べる ⑪特別講演を行う長崎グラバー園学芸員の松田恵氏 ⑫閉式の辞を述べる森田崇一郎副支部長 ⑬壇上での「祝い餅つき」で会場は大盛り上がり! ⑭懇親会場で全員が集合しての記念撮影稲佐山展望台から見る長崎の街並み2025.01 – LABO■10ザ・グローバルビュー長崎長崎県長崎市発展を続ける国際色豊かな長崎で九州支部次の50年への確実な歩みを進める令和6年11月8日(金)
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