Labo_No.551
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T a q M a n 令和6年の第40回中国地区臨床検査大会は、今年も福山市で開催されました。はじめに、奥原俊彦学術委員会委員長の開会の挨拶があり、学術研究発表会から始まりました。会員各社が精度の向上と正確性の追求のために取り組んでいるテーマに沿った、「全自動輸血検査装置での血液型検査における反応増強プロトコルの検討」「抗酸菌核酸固定におけるコバス00システムの比較検討」「硫化水素非産生サルモネラの1例」の3演題が発表され、「第26回中国支部精度管理調査」の報告、「細菌関連検査ガイドライン改訂ポイント」の伝達も行われました。続いて記念式典。衛生検査所倫理綱領の朗読のあと、大会会長挨拶に立ったのは近本陽一支部長。「はじめに、このたびの災害で被災された能登半島の皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。今大会は、被災された方々への支援の輪を広げたいという思いを込めており、懇親会の料理には能登の食材を用い、能登のお酒も提供させていただいています。ご出席の皆さまには義援金等のご協力をお願いできれば幸いです。もう一つ、2026年度の定時総会は中国支部が担当です。こちらの開催にあたりましても、ご支援、ご協力をお願いいたします」と述べました。19名の永年勤続表彰が行われ、表彰者代表より答辞があり、来賓祝辞へと移りました。福山市医師会石井康夫事務局長、岡山県臨床検査技師会藤岡克徳会長、日衛協茅野明男副会長よりお祝いの言葉を賜り、下田哲也副支部長の閉会の辞で、式典は閉幕しました。懇親会に移り、吉田正則大会実行委員長の開宴の辞があり、日衛協茅野明男副会長による乾杯の発声。「支援の輪を広げる」心温まる大会は滞りなく幕を閉じました。検査大会はともに学び、成長する意義ある機会検査の重要性を再認識しさらなる前進へ48とコバス68福山市鞆町伝統的建造物群保存地区の常夜灯と港 7■ LABO – 2024.12①中国支部臨床検査大会 ②開会挨拶をする奥原俊彦学術委員会委員長 ③大会会長の挨拶に立つ近本陽一支部長 ④永年勤続者表彰 ⑤来賓祝辞を述べる福山市医師会石井康夫事務局長 ⑥来賓祝辞を述べる岡山県臨床検査技師会藤岡克徳会長 ⑦来賓祝辞を述べる日衛協茅野明男副会長 ⑧閉会の辞を述べる下田哲也副支部長 ⑨懇親会の開宴挨拶をする吉田正則大会実行委員長 ⑩閉宴挨拶をする横見孝夫大会役員 ⑪3演題の学術研究が発表された ⑫懇親会の会場には多くの関係者が集まった ⑬「能登半島支援のお酒」のコーナーも設けられた■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■中国支部令和6年11月8日(金)福山ニューキャッスルホテル広島県福山市よりよい社会づくりは検査業界の使命一丸となって助け合う支え合う!

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