Labo_No.551
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令和6年度の東北支部臨床検査普及月間大会は、山形県天童市の天童ホテルにて開催されました。まずは衛生検査所業公正取引協議会による勉強会が行われ、続いて7演題の学術研究発表会。検査業務に従事しながらまとめ上げた発表は、興味深いものばかりでした(来年5月の全国大会推薦演題2つは、大会最後に発表されました)。記念式典に移り、村谷光洋実行委員長の開式の辞で幕が開きました。大会会長である橋本充支部長が挨拶に立ち、「日衛協では11月を臨床検査普及月間として、毎年、国民の皆さまに検査の大切さ必要性を広く周知しています。今年は、日衛協創立51年目となり、新たな検査の道を拓くということで、『つないだ思いは検査のちからあなたが守る家族の絆』をスローガンとしました。検査を通してお互いを守る、そのような意識でご協力を賜りたく思っています」と述べました。日衛協久川芳三会長の来賓祝辞があり、23名の永年勤続者表彰、19名の生涯学習通信講座認定士授与が行われました。閉会の辞では、戒剛正実行委員より「協力し合って地位の向上に努め、業界全体を盛り上げていければと思います」の言葉があり、記念式典は幕となりました。引き続いて記念講演。講師は天童市将棋駒販売理事長を務める中島清吉商店店主の中島正晴氏。「天童の将棋駒の伝統と、その継承について」をテーマに、インドの双六が原型という将棋の歴史から、簡単なルールで奥が深い将棋の魅力、日本の文化としての価値などを熱く語られました。質疑応答では熱心な質問が投げかけられ、興味が尽きない時間となりました。懇親会に移り、山形伝統芸能振興会による華やかな演舞も披露され、和やかなうちに閉会しました。 6検査を通して守り、つながるさらなる50年へ高みを目指す①東北支部月間大会会場風景 ②開式の辞を述べる村谷光洋実行委員長 ③大会会長の挨拶に立つ橋本充支部長 ④来賓祝辞を述べる日衛協久川芳三会長 ⑤⑥「天童の将棋駒の伝統と、その継承について」をテーマに講演を行う中島正晴氏 ⑦閉式の辞を述べる戎剛正実行委員 ⑧永年勤続者表彰 ⑨生涯学習通信講座新規認定士の授与 ⑩衛生検査所業公正取引協議会の勉強会が行われた ⑪7演題の発表が行われた学術研究発表会 ⑫懇親会で披露された山形伝統芸能振興会の演舞山形県天童市の街並み2024.12 – LABO ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■東北支部令和6年11月8日(金)天童ホテル山形県天童市臨床検査の地位向上に努めながら51年目の歩みを確実に進める!

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