Labo_No.550
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萱和磨(パリオリンピック体操男子団体主将、金メダリスト)選手ラボ・インタビューアテネオリンピックを見て抱いた大きな夢、今度は自分が体操キッズに伝えたい。 3ProfileKazuma Kaya1996年千葉県生まれ。小学2年生時に、テレビで見たアテネオリンピック体操競技の冨田洋之選手の演技に魅了され体操を始める。高校3年時の全国高校体操選抜大会個人総合で優勝を果たすなど頭角を現す。順天堂大学進学後、2015年の世界選手権で初の日本代表入りを果たし団体金メダル獲得に貢献。個人でも種目別あん馬で銅メダルを獲得する。リオオリンピック(2016)は代表入りを逃し、その悔しさを糧に「誰にも負けない」と自負する練習量でさらなる飛躍を遂げる。2018年、2019年の世界体操でも日本代表メンバーとして活躍し、東京オリンピック(2020)で悲願のオリンピック初出場。団体総合で主将としてチームを牽引して日本の銀メダル獲得に貢献。種目別あん馬でも銅メダルを獲得。パリオリンピック(2024)でも引き続き主将を務め、世紀の大逆転で金メダルに輝く。「失敗しない男」として、さらなる高みを目指す。■ LABO – 2024.1166

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