Labo_No.549
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日衛協コラボ⑤日衛協コラボ⑥■■■■■ー■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■っ■■っ■■■■■■■「私、アレルギーはないです」と話しながら鼻をぐずぐずさせているので、「花粉症ですか?」とたずねても、花粉症を認めたがらない患者さん。アレルゲン非特異的IgE抗体では、血液中のIgE(抗体の一種)の総量を測定し、その数値がアレルギー体質かどうかの判断基準になること、アレルゲン特異的IgE抗体では、何に対するアレルギーかを調べることができると説明します。コントでは、ピロリ菌除菌に成功したあとなのに、血液検査で抗体陽性になってあせる患者さんが登場。抗体は現在の感染とは関係ないので、陽性が出ることもあることを説明します。胃粘膜から分泌されるペプシノゲンという物質を調べることで、胃の炎症や萎縮の程度を確認できることも解説します。6血液中のIgEの総量値は、気管支喘息、じんましん、アトピー性皮膚炎などでも高くなるABC検診は、ピロリ菌とペプシノゲンの検査を組み合わせて、胃がんリスクを評価する2024.10 – LABO ■IgEは抗体の一種で身体に入ってきたアレルギー物質に対して働きかけますピロリ菌、ペプシノゲンは血液検査でわかりますIgEの総量はアレルギー体質かどうかの判断基準になります胃がんは萎縮性胃炎を経て発生する確率が高いです

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