北から南から い読んでみた一冊ベストセラー『バカの壁』で知られる東京大学名誉教授・解剖学者の養老孟司氏が、考え続けた86年で出した結論が「人生は、なるようになる」。父の死の記憶に始まり、病気がちだった幼少期、敗戦と教科書墨塗り体験、虫捕りに夢中だったころ、歩きながらの受験勉強法、東京大学医学部進学と解剖学への道、『バカの壁』の大ヒット、“まる” (亡くなった愛猫)との暮らし、そして今いちばん気になる問題等々。養老氏はじめての自伝は現代を生きるヒントにあふれています。本書は、読売新聞の好評連載「時代の証言者」(聞き手・鵜飼哲夫氏)をもとに、紙面で取り上げられなかった話を加筆し、取材でのこぼれ話を中心に、一問一答で「養老先生への五〇の質問」も増補。「朝起きて最初にすることは」、「嫌いな生き物は」、「チャットGPTをどう思いますか」、「尊敬する人はいますか」「最後の晩餐で食べたいものは」といった質問に対する答えに、養老氏の暮らしぶりを覗くことができ、興味がつきません。「天国に行きたいですか」の質問には、養老氏の昆虫への愛にあふれた答えが返ってきます。聞き手の鵜飼氏は「あとがきにかえて」の中で「本書で、養老さんは繰り返し、『ああすれば、こうなる』という、人が意識中心で発想することのおかしさについて言及している」(本文引用)と述べています。実は、新聞連載が終了した2023年3月に胃の不調で入院した鵜飼氏だが、大きな不安のなか、「なるようになる」と思ったら気が楽になったと……。「人生は、なるようになる」――そう思いながら、少しだけ肩の力を抜いてみませんか。■■ー■■■■■■■■■■■■■■ー■■■■■■■■■■■■■■■■■ー■■■■■■■■■■■■ッ■■ー■■ー■■■■■ェ■■■■■ー■■■ー■■■ッ■ー■■■■ッ■■ー■■■■■■■■■ー■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ィ■■■■■■■■■■■■■ッ■ー■■■■■■ュー■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ュー■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ィ■ュー■■2■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■※今後デザイン含め変更の可能性があります 提供:長崎スタジアムシティ■■■■■■■■■■■■■■ー■■■■ー■ィ■■■■■■ー■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ッ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ィ ■■■■■■■■■■■ョッ■■■■■■■■■■■■■■■■ッ■ー■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ュー■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■っ■■■ー■■■っ■■■■■■■■■■■■■■■ィ■■■■■■■ー■■■10■14■■■■■ー■■■13■■■■■■■■■■■■■■■■■ー■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■っ■■■■■ー■ィ■■■■■■■■ー■■■■■■■■■■■■■■■■■ィ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■10■■■■■■■■■ー■■■■■ー■■■■■■■■■■■■■■ッ■ー■■■■■■■■■■■ー■■■■■■■■■■■■■ィ■■5■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ー■■■■■■■■■■ッ■■■■■■■■■■■■■■■■■ッ■ー■ー■■■■ー■■■■■■■■■■■■ー■■■■■■■■■■■ァー■■■■■九州支部より『なるようになる』――僕はこんなふうに生きてきた 15■ LABO – 2024.10長崎スタジアムシティ浦上駅金比羅公園稲佐山公園西九州新幹線銭座町停留所宝町停留所八千代町停留所JR長崎本線長崎駅福岡佐賀県佐賀長崎スタジアムシティ長崎県諫早雲仙長崎電鉄長崎島原福岡県熊本県熊本from North to South養老 孟司 著 鵜飼 哲夫 聞き手中央公論新社 定価1,540円(本体1,400円+税)●長崎スタジアムシティ長崎県長崎市幸町7番1号アクセス:車:西九州新幹線およびJR長崎本線長崎駅から徒歩約10分、浦上駅から徒歩約8分長崎電鉄:銭座町停留所から徒歩約3分公式サイト:https://www.nagasakistadiumcity.com/新たなランドマークとして注目を集める「長崎スタジアムシティ」ピッチと客席が日本一近いサッカースタジアム長崎初がたくさん詰まった、毎日足を運びたくなる商業施設book 多様な世代が集う長崎の新・交流拠点「長崎スタジアムシティ」
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