Labo_No.549
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血液、尿、便の検査について臨床検査技師から学ぶ 「こども霞が関見学デー」は、親子のふれあいを深め、子どもたちが広く社会を知る体験活動の機会を得るための取り組みです。臨床検査振興協議会としては、新型コロナの影響もあり、昨年4年ぶりに復帰し、今年で7回目の参加となりました。 今年も厚生労働省より臨床検査振興協議会への出展要請があり、日本衛生検査所協会、日本臨床検査医学会、日本臨床検査薬協会、日本臨床衛生検査技師会、日本臨床検査専門医会の5団体が、それぞれのアイデアと力を出し合い、ブースを設営。子どもたちは自分の体の中の血液、尿、便の検査について、臨床検査技師から直接学ぶことができ、とても充実した時間になったのではないでしょうか。13■ LABO – 2024.10会場では、お■いのTシャツを着て、説明役、ガイド役を務めた会場設営は、5団体の協力で行われた。多くの来場者の対応にみな大奮闘!お笑い芸人で医師であるしゅんしゅんクリニックPさんとコラボ制作した「検査について」の全7話の映像が流された  しゅんしゅんクリニックPさんとのコラボ動画をライブ配信!「うんちの検査をしよう」「感染症ってなに?」のコーナーのコーナー臨床検査体験、終了!紙粘土のうんちで検体採取にトライ!紙粘土でつくった本物そっくりのうんちに、子どもたちは興味津々。「うんちにも体の状態を知る大切な情報がいっぱい。上手に容器に移してね」――、紙粘土のうんちと真剣に格闘する子どもたちでした。新型コロナの検査方法PCR検査についても学ぶウイルスや細菌などの病原体が体の中に入って増殖し、熱や下痢、咳などの症状が出る病気、感染症についても学びます。猛威を振るった新型コロナウイルス感染症の検査方法であるPCR検査についての説明に、真剣に耳を傾ける子どもたち。自分用検査結果のでき上がり 「こども霞が関見学デー」のメニュー、血液細胞を分類し、おしっこを検査して、うんちの検査をする――、すべて体験できましたか? 会場を1周して書き込んで、ハイ、でき上がり。とても刺激的な体験ができたはずです。 最後のお土産コーナーには、「りんしょう犬さん」が描かれたクリアファイルにボールペンに、コミック『はたらく細胞』とコラボした本も並んでいて。全部ゲットしちゃいました!会場の見取図

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