Labo_540
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北陸支部の令和5年度臨床検査普及月間大会は、これまでどおり金沢市のホテル日航金沢で開催されました。まず挨拶に立ったのは石田衛支部長。「2020年、儀なくされ、昨年は関係者のみが会場に集まり、そのほかの方はウエブによる出席というハイブリッド形式での開催でした。そして今年は4年ぶりに皆さまと対面で会すことができ、うれしく思っています。日衛協は今年の3月、創立50周年を迎え、新たな50年へ向けて進んでいます。これまでの先人の歩みに敬意を表し、さらなる検査精度の維持、信頼の検査の一層の普及を目指して、会員の皆さま、関連団体の皆さまと共に、業界のレベルアップを図れますことを願っています。皆さまのご協力をお願いいたします」と述べました。続いて、日衛協久川芳三会長の来賓祝辞を代読しました。引き続き、学術研究発表に移り、『採血後時間経過によるBNP測定値の変化』の1演題が発表されました。発表後、フロアとの質疑応答が行われ、学術委員会の竹並健委員長からは「BNPは不安定な物質ですが、このような時間経過による変化の生の治験は意義があります」と評価の言葉がありました。その後、11名の永年勤続表彰者の表彰式が行われ、石田衛支部長より表彰状と記念品が手渡されました。式典終了後の懇親会は古賀美純副支部長の挨拶で始まり、乾杯の発声。会場の雰囲気は、長かったコロナ禍の期間を一瞬にして凝縮し、和気あいあいの宴の中、黒田隆副支部長の閉会挨拶で、大会は滞りなく閉会しました。会員一人ひとりがレベルアップに努め新たな50年の業界発展に取り組む色づいた木々に包まれる兼六園 ●⑤11●①●⑥①北陸支部月間大会 ②大会会長の挨拶に立つ石田衛支部長 ③懇親会で挨拶を述べる古賀美純副支部長 ④懇親会で閉会挨拶を述べる黒田隆副支部長 ⑤学術研究発表は1演題行われた ⑥学術研究発表の進行は竹並健学術委員長が務めた ⑦、⑧フロアとの熱心な質疑応答 ⑨、⑩11名の永年勤続表彰が行われた●②●③●⑦●⑧●⑩●④●⑨21年は新型コロナ感染症の感染拡大により開催中止を余令和5年11月14日(火)ホテル日航金沢石川県金沢市北陸支部これまでの50年に敬意を表し一層の信頼を積み上げる

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