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誕生70年目を迎えようとする名物駅弁横浜を代表する「シウマイ弁当」※協力=一般社団法人日本鉄道構内営業中央会1908年(明治41年)の創業以来、生まれ育った横浜の地で「名物・名所の創造」に挑みつづける「株式会社崎陽軒」。1915年(大正4年)に東洋軒・東京電方通信社とともに「匿名組合崎陽軒」を設立し、駅弁の販売を開始しました。1928年(昭和3年)に、のちに横浜名物となる「シウマイ」の販売を開始し、1954年には、横浜名物として定着してきた「シウマイ」をメインにした、横浜ならではの駅弁「シウマイ弁当」が誕生しました。「シウマイ弁当」は発売以来多くの人に親しまれ、数ある駅弁の中でも横綱級の人気を誇っています。主役のシウマイは、揺れる列車の中でもこぼさず食べられるようにと一口大に開発され、このシウマイ5個に、焼き魚や鶏の唐揚げ、玉子焼きなど、駅弁の定番メニューが色彩豊かに詰められています。俵型に抜かれたごはんはほどよい固さで、“冷めてもおいしい”と好評。おかずのおいしさを引き立てています。崎陽軒では、「シウマイ」「シウマイ弁当」のほか、「横濱チャーハン」「炒飯弁当」「横濱ピラフ」など多種類の駅弁や、肉まん・あんまん、レトルト、横濱月餅などを幅広く販売。どれも“港町ヨコハマ”を感じさせるラインナップとなっています。約制)。弁当やシウマイの製造ラインをガラス越しや映像で見ることができますので、ぜひ足を運んでみてください。横浜工場では工場見学も可能です(予横浜駅●本誌の文書、写真、図版等の無断転載・複製を禁じます。転載・複製をご希望の場合は本協会までご連絡ください。りんしょう犬さんスタンプ購入サイト*価格はいずれも税込みんなどんどん使ってネ半世紀以上に渡り愛され続ける「横濱チャーハン」(730円)。昔ながらのヤキメシの面影が残るチャーハンに、海老とグリーンピースをトッピング。シウマイ2個に、鶏のチリソース、筍煮、きゅうり漬けがキレイに並んでいる。黄色地に水晶と龍をあしらった掛け紙に横浜の風景が描かれている「シウマイ弁当」(950円)。俵型ご飯(小梅、黒胡麻)に、昔ながらのシウマイ、鮪の漬け焼、蒲鉾、鶏の唐揚げ、玉子焼き、筍煮、あんず、切り昆布&千切り生姜と、おかずがぎっしり。〒112-0004 東京都文京区後楽2-3-28 K.I.S飯田橋2階電話(03)5805-5250(代表) FAX(03)5805-5252毎月1日発行  1部105円(発行部数36,500部)「チャーハン弁当」「ピラフ弁当」「お赤飯弁当」(すべて670円)。医食同源もう一口!Information崎陽軒の駅弁が全国どこでも味わえる冷凍の「おうちで駅弁シリーズ」 崎陽軒の駅弁はおもに神奈川県の近隣都県で購入することができますが、「崎陽軒の駅弁を食べたい」という声が全国各地から届いています。そこで、その声にこたえるために開発されたのが、店舗以外に通信販売でも購入可能な「おうちで駅弁シリーズ」です。「チャーハン弁当」「ピラフ弁当」に加え、「お赤飯弁当」や「季節弁当」も。どれも崎陽軒伝統の味のシウマイが入っています。2023年には「彩りおかずとチャーハン」「彩りおかずとピラフ」も登場し、バラエティ豊かなラインナップとなっています。食べて旅する! 神奈川県 「シウマイ弁当」他

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