Labo_534
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定時総会、通常総会は滞りなく閉会へ記念講演は令和5年度定時総会とD-19令和5年度定時総会は、創立50周年記念行事がスタートする前に、同じホテルニューオータニで開かれました。早速、議事進行に移り、議長には株式会社江東微生物研究所の大堀春夫氏が選任され、議事審議に入りました。議事審議は、第1号議案「令和4年度事業報告及び決算報告に関する件」について。事業内容は、①臨床検査の普及、②検査精度保証、③教育・研修、④広報活動、⑤日本衛生検査所協会表彰、⑥日衛協アンケート調査報告、⑦行政、他団体との連携等、⑧策定・公表したガイドライン及び文書で、 それぞれの委員会等で審議され、実行に移されたことが報告されたあと、決算書類の説明もされました。続いて、第2号議案 「役員選任に関する件」についての説明後、2議案とも満場一致で採択され、定時総会は無事、終了しました。引き続き、令和5年度協会表彰が挙行され、日衛協の活動に多大なる貢献をされた3名の方に対し、久川芳三会長より表彰状と記念品の授与がありました。その後、衛生検査所業公正取引協議会の通常総会に移り、同じく大堀春夫議長のもと、第1号議案から第4号議案までが審議され、こちらも満場一致で採択され終了しました。定時総会に続いて、記念講演が行われまI  I      6した。テーマは「COVれから」で、講師は忽那賢志氏(大阪大学大学院医学系研究科感染制御学教授)。 これまでとこ忽那氏は、感染症学(新興感染症、再興感染症、輸入感染症)の専門家として、新型コロナウイルスが猛威を振るい、患者数が急拡大する中、医療現場の生の声を、テレビなどを通じて発信されていました。今回の講演では、感染症の長い歴史を振り返りながら、感染症と人類とのなかなかたどりつけない終息への戦いについて解説してくださいました。衛生検査所の一員として、コロナ禍の最前線の現場において、日々、献身的に検査業務に取り組んできた多くの会員や関係者は、忽那氏の医療の現場の話に耳を傾けながら、これまでの経験を貴重な財産として活かし、新しい感染症に対する備えを頭に描いたのではないでしょうか。 「COVD-19 これまでとこれから」 令和5年度の定時総会が開かれ議事審議が行われた議長に選任された大堀春夫氏のもと議事進行令和5年度一般社団法人日本衛生検査所協会表彰受賞者優功賞の小島久氏優功賞の田之室匡氏功労賞の島田一彦氏講師を務めた忽那賢志氏。歴史的な画像、グラフなどの資料を用いてのわかりやすい講演内容となった会場には多くの人が参集した参考になる資料が多く映し出された衛生検査所業公正取引協議会の通常総会風景記念講演2023.07 – LABO ■「COVID-19 これまでとこれから」定時総会&記念講演記記念念式講典演のが前開にかれる

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