Labo_534
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記念式典多くの会員、関係者が会場に集う多くの来賓が出席祝辞を賜る激動の臨床検査の歴史とともに歩んだ2020年の年初より、新型コロナウイルス感染症が急拡大し、日本社会はこれまでに経験したことのない感染症の渦の中に巻き込まれました。約3年が経過し、この5月には、感染症法上の位置づけが2類より5類に変更され、日本国内がウィズ・コロナからアフター・コロナの状況に移行しつつある中の5月17日、創立50周年の記念式典を挙行しました。楠智副会長の開式の辞で式典は始まりました。 「創立50周年記念式典に、多くの関係者の皆さまをお迎えして、盛大に催すことがかない、大きな喜びとともに、ほっとしているところでございます。50年にわたる活動を共に支えてくださいました諸先輩、会員の皆さま、関係各位に感謝申し上げます」続いて、久川芳三会長が式辞を述べました。 「当協会は、昭和48年、前身であります全国臨床検査所協会として設立し、この3月に、創立50周年の佳節を迎えました。これもひとえに、行政、関係団体、会員、賛助会員、そして歴代の会長、役員の方々のご指導、ご支援の賜物と心から感謝申し上げます。日衛協の歩みは、激動の臨床検査の歴史そのものといっても過言ではありません。今後も、技術の進展や社会の変化に対応すべく、課題が山積しています。しかし、いかに時代が変わり変革の波が押し寄せても、国民医療を支えていく決意と使命感は、いささかも変わるものではありません。本日の創立50周年記念式典を新たな出発の機会ととらえ、会員相互が協同し、関係団体との緊密な連携のもと事業を推進し、皆さまと共に臨床検査の発展に邁進してまいります」これからの臨床検査と衛生検査所の役割と方向性を示す言葉が述べられました。記念式典会場には、多くの来賓の方々の出席をいただきました。はじめに、本田顕子厚生労働大臣政務官より、加藤勝信厚生労働大臣の祝辞が代読されました。 「疾病の診断、治療における検体検査の重要性はますます高まっています。国民医療、保健医療の水準向上に、一層寄与されることを期待しています」引き続き、江澤和彦日本医師会常任理事より、松本吉郎日本医師会会長の祝辞の代読があり、来賓の方々の紹介へと続きました。その後、山中伸弥京都大学ips細胞研究所名誉所長よりのビデオ・メッセージが映し出され、「協会設立50周年、おめでと協会創立50周年記念式典の全景記念式典会場2023.07 – LABO ■       ①④⑥②⑤⑦  450年

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