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青森市文化観光交流施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」は、ねぶた祭の歴史や魅力を紹介し、ねぶたのすべてを体感することができる施設。1階のホールでは、実際に出陣した大型ねぶたを常設展示しており、本物のねぶたの前でハネト体験や囃子の演奏を聴くことができます。わたしの一枚「青森ねぶたの家 ワ・ラッセ」真野 祐介さん(神奈川県)7月10日は「納豆の日」。「7なっ1と0う」のごろ合わせから、関西納豆工業協同組合が関西限定の記念日として1981年(昭和56年)に制定したもので、1992年(平成4年)に全国的な記念日として改めて制定されました。 現在も西日本の納豆の消費量は東日本に比べて少ないものの、増加傾向にあるようです。その理由のひとつが、最近の研究で納豆が健康によいといわれるようになったことです。納豆には、カルシウムと、カルシウムの吸収を助けるビタミンK2が豊富に含まれていて、骨を強くする効果があることが知られています。実際に、納豆消費量(総務省家計調査)と大だいたい腿骨骨折の発生比(厚生労働省調査)には相関関係があり、東北、関東地方は骨折の発生比率が低く、納豆消費量がその半分程度の近畿以西は、骨折の発生比率が高いというデータもあります。※納豆の種類には「糸引き納豆」「甘納豆」「寺納豆」などがありますが、ここでは一般的に納豆と呼ばれる「糸引き納豆」を取り上げています。皆様からの写真作品の投稿をお待ちしています。健康的な家族や季節の風景や風物、元気な子供たちの明るい笑顔など、題材は問いません。郵送またはEメールで下記の宛先へお送りください。ご応募の際は本協会ホームページの「協会紙『ラボ』の紹介」ページから「『わたしの一枚』応募用紙」を出力し、必要事項を記載の上、ご応募ください。お寄せいただいた中から優秀な作品については、●表紙を含む本紙上、●本協会の各種出版物、●本協会ホームページ等で紹介させていただくとともに、図書カード(3000円)をお送りします。写真原稿は返却いたしません。また、写真作品の著作権は本協会に無償で帰属するものとします。なお、本協会は、応募により取得した個人情報を応募者への連絡、作品の掲載時以外には利用いたしません。・宛先・ 〒112-0004東京都文京区後楽2-3-28K.I.S飯田橋2階 一般社団法人 日本衛生検査所協会「ラボ写真公募」係Eメール:info@jrcla.or.jp  協会HP:http://www.jrcla.or.jp/健康食といわれる納豆には、ほかにも多くの健康効果が期待できます。血栓(血の塊)が血管を閉塞するのを予防する働きがあるのはナットウキナーゼという酵素で、レシチン、サポニン、リノール酸などは血管の病気予防に効果があるといわれます。お腹の調子を整えるのに役立つのはアミラーゼやオリゴ糖、プロテアーゼ。サポニンやビタミンB、ビタミンEは老化を防ぐのに効果的です。レシチンについては、記憶力の低下や生活習慣病に対しても、予防効果を示す可能性があることがわかってきました。このように高い健康効果が期待される納豆ですから、ふだんの生活にぜひ取り入れたいもの。かき揚げの具にしたり細かく刻んでハンバーグに混ぜ込んだりすれば、納豆のにおいが軽減できますし、ネバネバが苦手な人には、カレーや餃子の具に混ぜるなどがおすすめです。2023.07 – LABO ■16My PhotoHealthy Life7月10日は「納豆の日」納豆の効用はさまざま!Information一般公募「わたしの一枚」―骨を強くし、血管の病気予防に効果がある

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