Labo_529
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(1926年)に「会津線」として福島県の会津若松駅か(2022年)10月1日、只見線を復旧させたいという地元のPLUS1何でもランキング」で、「紅葉の美しい鉄道路線ベ小出駅間の約135キロを結ぶ路線です。大正15年ら会津坂下駅間が開業し、続いて、昭和17年(1942年)に「只見線」として新潟県の小出駅から大白川駅間が開業。以来、鉄道の延伸や駅の新設、さらに電源開発に伴う田子倉ダム建設の資材輸送鉄道がつながったことなどを経て、昭和46年(1971年)に会津若松駅から小出駅までの「只見線」となりました。この只見線がそれまでにない窮地に立たされたのが、平う原発事故。そして、さらに追い打ちをかけたのが同年の7月に発生した新潟・福島豪雨で、橋梁(鉄橋)の流出や土砂崩れによる線路の崩壊など、甚大な被害を受けました。懸命な復旧作業によってほとんどの区間で順次運行が再開されましたが、とくに被害が大きかった会津川口駅―只見駅間は、バスによる代行輸送が続いていました。そして令和4年人々の思いが実を結び、全線で運転が再開されたのです。いくつもの橋梁やトンネルを抜けて、奥会津の雄大な自然の中を進む只見線。大渓谷や霧が立ち込める川面など、車窓に流れる色鮮やかな風景が人々を魅了します。「NIKKEIストテン」の第1位に選ばれたこともあり、国内外からたくさんのカメラマンが訪れています。只見線に乗って、旅情あふれる鉄道の旅に出かけてはいかがでしょうか。成23年(2011年)3月11日の東日本大震災とそれに伴は、福島県会津若松市・会津若松駅と新潟県魚沼市・JR只見線第47期「微生物学コース」は、昨年、ムZoomを使ったリモート講義で行わも無事に修了式を迎えることができました。皆さまに感謝いたします。この形式での講義に関しては、職場からすぐに参加できる、移動時間がなくゆっくり落ち着いて講義を聴けたなどと非常に好評でした。また、すべての講義を受講した学院生も40名となり、数多くの方に参加していただきました。講義内容について提出していただいたレポートには、『同定できない細菌が分離された時の対応』がとても有意義だった、医師、技師の両面からアプローチした講義は興味深かったなどと、具体的に書かれてありました。本講義を職場に持ち帰り、周りの方たちにもフィードバックしていただければと思っています」菅野治重先生からは、「新しい病原体についての講義も組み入れました。臨床として役立つ内容だったと思いますので、検査の現場で大いに活用してください」と挨拶がありました。学術委員会の近本陽一委員長は、「検査業界にとって、研鑽は不可欠です。今後もこのような場に積極的に参加して、学んでいただけたらと願っています」と述べました。3カ月の長丁場の講義は、滞りなく終了しました。©福島県只見線管理事務所東北支部より ①②③④日本衛生検査所協会の日本臨床検査専門学院において開講されていた、第47期「微生物学コース」が、令和4年12月15日をもって無事終了しました。3カ月にわたる20回のカリキュラムは、抗菌薬の分類と感受性検査への採用、微生物検査の内部精度管理、深在性真菌症の現状などの内容で、実際の検査現場ですぐに役立つように構成されていました。今期も学びがいのある「微生物学コース」となりました。一昨年に続き、今年もウエブ会議システれました。9月13日から始まったコースは、12月15日に、コーディネーターを務めた菅野治重先生の講義で最終となりました。講義終了後修了式に移り、学院長の渡辺清明先生より挨拶と総括が述べられました。「今期のコースは、菅野治重先生のご尽力により、微生物学の検査について20講義が組まれました。一昨年から完全リモート形式で開催されていますが、今期日本臨床検査専門学院第47期「微生物学コース」修了式北から南から●只見線福島県会津若松市・会津若松駅~新潟県魚沼市・小出駅只見線ポータルサイト:https://tadami-line.jp/①修了式の挨拶をする渡辺清明先生②コーディネーターを務めた菅野治重先生③「積極的参加を!」と近本陽一学術委員長④受講者はZoomでの参加となった(左)金山町大志集落を走る只見線 (右)国道252号、JR只見線、県道にかかる3つのアーチ形の橋が重なって見える「宮下アーチ三兄(橋)弟」(会津宮下駅近くから撮影)新しく架け直された第六只見川橋梁を渡る車窓から見る「本名ダム」2022年10月1日、只見線全線再開に手を振る沿線住民15■ LABO – 2023.02新潟県只見線只見田子倉湖小出福島県喜多方会津坂下磐梯山会津若松会津宮下会津若松猪苗代湖会津川口本名三島沼沢湖金山只見朝日岳from North to South日衛協News被災から約11年ぶりに「JR只見線」が全線運転再開

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