教育研修事業
教育研修事業
教育研修事業
 
 検体検査は、日常臨床において医師が行う的確な診断や治療、また、予防医学の健診においても、必要不可欠な分野になっております。そして、検体検査の多くが衛生検査所で実施され、国民医療を支える存在として評価を頂いております。
 当協会では、その信頼に応え続けるため、下記の教育研修事業を実施し、人材の育成、技術の研鑽に努めています。


1.衛生検査所生涯学習通信講座
 本講座は、衛生検査所の全従業員が医療に役立つ検査結果を提供するために、それぞれの職場で必要な知識と技術の習得にとどまらず、検査関連の業務従事者としての使命感、倫理観の確立を図り、勤労意欲を向上させ、更には人格の形成を目指すことを目的としています。
 1995年(平成7年)からスタートし、本講座を修了することにより取得できる「日衛協認定士(検査、営業)」の有資格者は、2,776名となっています。

  


2.日本臨床検査専門学院
 本学院では、昭和54年の開設以来、衛生検査所に勤務する臨床・衛生検査技師及び検査部門従事者を対象に、卒後教育の教場としてゼミ形式で特徴ある講義を開催しています。
 学院長には、臨床検査振興協議会顧問の渡辺清明先生に、また、講師には、下記のような著名な先生方にご就任いただいております。検査知識の再チェック及び最新検査技術の説明が具体的に講義いただくと共に、特に受講生の日常の検査業務から生じる疑問点、問題点に的確な回答が得られる場となっています。
 さらに、先生方に受講生の今後の研究の良き相談役となって頂く絶好のコミュニケーションの場として、また、精度管理基準の遵守事項である検査業務に従事する個々人の研修の場として活用されています。

 最近のコース名及び主な講義内容と講師
 ○第41期(平成28年度)免疫血清学コース
  ・血漿蛋白(M蛋白ほか):山田俊幸先生(自治医科大学)
  ・免疫分子マーカー(サイトカインなど):東田修二先生(東京医科歯科大学)
  ・感染症:ウイルス性肝炎:矢内 充先生(日本大学)
  ◇第41期(平成28年度)生化学コース講義使用資料(会員専用ページ)
    ※上記の講義資料は、日衛協会員の方のみご覧いただけます。
 ○第40期(平成27年度)生化学コース
  ・生化学検査値から推測される病態:高木康先生(昭和大学医学部)
  ・肝疾患と検査:野村文夫先生(千葉大学医学部付属病院)
 ○第39期(平成26年度)微生物学コース
  ・精度管理調査の課題と将来展望:菅野治重先生(鹿島病院感染症診療支援センター)
  ・Clostridium difficile の院内感染:加藤はる先生(国立感染症研究所)
 ○第38期(平成25年度)血液学コース
  ・造血器腫瘍のWHO分類:三ツ橋雄之先生(慶應義塾大学医学部)
  ・白血球分類の現状と問題点:板場幸治先生(防衛医科大学校病院)
                                             ※所属は講義当時

 
                    日本臨床検査専門学院の模様

3.精度管理事業
 検体の測定結果が正しいものとなるように管理することを精度管理といいます。臨床検査の精度管理には、検査施設毎に行う「内部精度管理」と、医療・検査団体が検査施設を対象に測定結果を調査する「外部精度管理」があります。
 日衛協では、昭和50年に精度管理委員会を設置し、会員施設を対象とした外部精度管理調査及び評価、そして、調査結果について検討する結果検討会を実施し、精度管理の向上を図っています。
 
 精度管理委員会 各調査項目担当委員
 委員長   : 高木   康 先生(昭和大学・臨床化学的検査)
 副委員長 : 菅野 治重 先生(鹿島病院感染症診療支援センター・微生物学的検査)
 委員    : 山田 俊幸 先生(自治医科大学・免疫血清学的検査)
 委員    : 三ツ橋雄之 先生(慶應義塾大学・血液学的検査)

 
                   精度管理調査結果検討会の模様

4.学術研究発表会
 衛生検査所の検査精度の向上と学術・技術の発展を目的として、学術研究発表会を開催しています。
 発表内容は各企業の研究・営業活動、企業の枠を超えた臨床検査全般に係る課題の検討結果など多岐に亘り、日頃の研究、研鑽の成果を発表する場となっています。
 毎年11月に、臨床検査普及月間にあわせて全国9支部で支部大会が開催され、そして各支部から選出された代表者が、翌年5月に開催される全国大会で 発表を行っています。
 
 
                   学術研究発表会 全国大会の模様

 平成29年度第23回学術研究発表会全国大会
  日時: 平成29年 5月19日(金) 10:30 〜 15:00
  場所: 福岡県福岡市博多区下川端3-2 ホテルオークラ福岡3-2
   ・平成29年度第23回学術研究発表会全国大会抄録集(pdf)

 ※下記の各支部学術研究発表会抄録集は、日衛協会員の方のみご覧いただけます。
  1.平成28年度北海道支部学術研究発表会抄録集(会員専用ページ)(pdf)
  2.平成28年度東北支部学術研究発表会抄録集(会員専用ページ)(pdf)
  3.平成28年度関東甲信越支部学術研究発表会抄録集(会員専用ページ)(pdf)
  4.平成28年度北陸支部学術研究発表会抄録集(会員専用ページ)(pdf)
  5.平成28年度中部支部学術研究発表会抄録集(会員専用ページ)(pdf)
  6.平成28年度近畿支部学術研究発表会抄録集(会員専用ページ)(pdf)
  7.平成28年度中国支部学術研究発表会抄録集(会員専用ページ)(pdf)
  8.平成28年度四国支部学術研究発表会抄録集(会員専用ページ)(pdf)
  9.平成28年度九州支部学術研究発表会抄録集(会員専用ページ)(pdf)


5.その他の教育研修事業
 各支部等でも、下記のような独自の教育研修事業を行っています。
近畿支部:各衛生検査所における検査管理部門及び精度管理(品質保証)に従事している人た
       ちが、検査の標準化をはじめとする日々の活動の中で、各社の課題や問題について
       情報交換しその方向性を見つけ出していくことを目的に、ラボ検査研究会を設置して
       います。本会では、業界のレベルアップ、基準範囲の調査等について検討しています。
中国支部:施設間の是正を目的に、中国支部精度管理調査を実施しています。第1回〜6回は
       生化学項目を中心に、7〜8回は血球計算、9回〜17回は血液フォトサーベイを行い、
       その結果報告を中国支部の月間大会で行うとともに、冊子を作成し配布しています。
       また、支部単独の調査結果検討会を行い、その中で検査についての情報交換を行っ
       ています。
九州支部:検査の標準化を推進し互換性ある安定したデータの提供、及び若手人材育成等を
       目的として、九州支部精度管理調査並びに報告会を実施していします。平成27年は
       微生物、26年は血液形態学の調査を実施しました。
QM研究会:関東甲信越支部会員会社の品質管理担当の有志を中心に、平成8年に設立され
       ました。基準範囲や測定データなどの標準化、また、検査業界のレベルアップを図る
       ため、学術知識や情報の共有、そして、検査所間測定値互換性確認のためのクロス
       チェック等を実施しています。現在では関東甲信越支部にとどまらず、会員外からも
       参画しています。


 
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